昨日(7月28日)は住吉花火大会でした。
広島県尾道市の本土と向島を隔てる海、尾道水道から花火を打ち上げる尾道の風物詩ですが、今年は大雨の土砂崩れや後の断水による経済的ダメージのため例年より30分短縮となりました。
花火大会ということで、ストリートマジックではなく、なるべく軽装でペンシルバルーン(ツイスティングバルーン)を持っていきました。
バルーンアートは海外を旅しているときに覚えた芸ですが、フェスティバルなどで人はいるが人垣を作ってショーをする場所がない、酔っ払いばかりで手品を見る集中力がない、爆音で音楽がかかっている、寒すぎて人が立ち止まって大道芸を見るムードでない、などマジックショーができない状況でサバイブするのに度々役に立ちました。
今でもペンシルバルーンを作るときに面白いなと思うのは、風船を見ると通りがかりの老若男女みんなが笑顔になることです。
カラフルで丸くてふわふわとして、肌触りの良さそうなものは人に本能敵な安らぎや触れてみたい好奇心を与えるんでしょうか。
かくいう自分自身も海外でいくつか風船を組み合わせたきれいなオブジェを最初に見たときのわくわく感を覚えいて、今でも新しい作品ができた時なんかは当時と同じようにわくわくします。
大人の男性でも作っている間、興味深々で見ていて完成すると拍手をしてくれたりします。
もちろん子供からの注文が多いですが、時には大人からも自分用にと頼まれます。
因みに住吉花火祭りのは江戸中期から続く行事で、「住吉神社」は室町時代ころから栄え始め、江戸時代には北前舟の主要な港として栄えた尾道の海の守護神とされています。
お社は小さいですが尾道の象徴的な神社です。
今でも毎年全国に流通する昆布の値段は、お正月にこの神社で行われる競りで決められています。
※平成30年7月豪雨における呉、高梁その他の避難所の状況に詳しい方、慰問のコーディネート、慰問マジックショーの中で子供へのプレゼントとしてのお菓子やおもちゃの提供、協賛、送迎など協力いただける方ご一報ください。